2005-10-21から1日間の記事一覧

エスカレートする「政治の残虐性」

何故なら、「血の味」を覚えた大衆は、それを機に、政治に、「より以上の残虐性」を求め、「殺すか」「殺されるか」の劇場化・過激化のドラマを希求するようになるものだ、と言う。 その結果、政治手法そのものが「刺す」か「刺されるか」手法になってしまっ…

「先手必勝」

彼の政治が、余りにも独裁的で党内からも批判の声が大きくなった折に、彼がとった政治的選択肢も、矢張り意表をついた「議会の解散・総選挙」であった。 その時の争点が「自分を信認すか」「そうでないか」の二者択一の手法で、信認する候補には公認詔書(ク…

イギリスのケース

歴史の上で現在の日本の状況に似たような特異な政治情勢はなかったものか、と、思っていたところに、丁度、政治学者の中西輝政さんが「週刊文春」で1910年代イギリスの事例を披瀝されているのに出会った。 「小泉ポピュリズムは自民党終わりの始まりだ」の記…