2005-12-13から1日間の記事一覧

「田園正に荒れんとす」

その後、彼等が成人して日本も高度成長期期に入り、農村は産業界への人材供給源として大きな役割を果たす事となった。若者の多くが相次いで都会へ出て、農村はお年寄り主体となった。 加えて、農村では省力化、「機械化」が進み、農業そのものはトラクター・…

戦後経済の歩みと「日本の農村」

日本人は元々が「米食」を主食としてきた、それだけに農村及び農業が重視され、勤勉なる日本人の「人間形成」にも地方農村は大きな役割を果たして来たのである。 敗戦後、国土の荒廃もあって日本は極度の食糧難に陥り、その折にアメリカから主に学童向けとし…

自殺率「日本一」の秋田県に見る

全国の自殺者が近年、例年3万人を超え、一昨年実績で3万4427人、10万人当りで25.5人と、世界では3番目に多く、先進国中でも日本は最悪の状態にある。 最近の統計では「中高年働き盛り年代」での自殺者が多く、これは経済的事由による方が多いという集計結果…