2005-06-25 アメリカによる事後点検 事後点検の目的は、勿論「日米構造協議」で約束した事を双方で確認しあう事である。 然し、この事は会合の機会を通して、広範囲に亘るその時点での経済的な懸案の諸問題がアメリカ側から日本に突きつけられると言う事でもある。 アメリカ側にすれば「事後点検会合」の名目で、日本の内政に干渉し得る機会を手にしたと言う事である。 事実その後アメリカは日本に対ししばしば個別企業のことまでを持ち込んだと言われる。日米構造協議は、このようにして永続性を確保させられた。