「開国博物館」

okamakoto2007-02-25



所用を兼ねて伊豆半島南端の下田を訪ねた、東京から「特急踊り子号」で約3時間、明るい紺碧の海岸を左に見て東海道線伊東線伊豆急線に入ると南国の風情が目に染みる。


下田で所用を済ませてから「開国博物館」、初代アメリカ領事館だった「了仙寺」、「ペリーロード」、「お吉記念館」を始め日本開国に因んだ個所を巡って来た。「了仙寺」では嘉永7年日米和親条約が締結された場所だ。


さて、徳川300年の鎖国・太平の夢を開いたのは、交易を迫る欧米の圧力だった、特にアメリカのペリー提督は7隻の艦艇を率い下田港内に入り号砲を打ち放し、太平の夢を貪っていた当時の人々のどきもを抜いた。


日本が開国したその嘉永7年と言うと随分大昔のように感じていたが、それが1854年と聞くと、今から僅かに150年あまり前のことだ。と言う事は日本が近代化を歩み始めて、未だ1,5世紀しか経ってはいない。