2006-09-28から1日間の記事一覧

「給料」は男が「働いた証(あかし)」

今でも記憶に残ることがある、当時から「中京・名古屋地区」は、保守的で且つ堅実経営で知られていた、或る名古屋の取引先企業経営者に「従業員の給与振込制」を熱心に説いていた。 「給与計算や、銀行からの現金引出し、各人給料袋への袋詰作業、現金持ち帰り時の…

銀行の合理化策

三億円事件は日本経済がアメリカに次いで世界二位の座を確保した68年(昭和41年)に起きているが、金融界の総合的コンピューター化もこの高度成長の波に乗るように急速に進展したように思う、 各行がこぞって「事務合理化室」や「電子計算課」を設け、銀行が最…

「三億円事件」

現金支払が原則である「給料・ボーナス」が、一体、何時から銀行振込制が当然視されるようになったのだろうか。過去の銀行勤務時の経験を思い出すと、その切っ掛けになったのは昭和43年暮れの「三億円事件」だったように思う。 東京・府中市郊外でボーナス運搬中…

「カネ」は「ATM」から出る

最近の子供達は、「給料や小遣いは銀行から支払われている」と、思い込んでいるのではないだろうか。夫の給料は妻が「暗証番号」を入れると、銀行のATM(現金自動支払機)から自動的に現金が出てくる。 銀行口座を管理しているのは働いている当の夫でなく、…