2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

投票率80%近いか

昨日NHKが、今度の総選挙についての世論調査を行い、その結果が発表された。それによると興味深い幾つの事が予想されているので、今日はそれを見る事としたい。 今度の総選挙に「非常に関心がある」が40%、「ある程度関心がある」が40%、で合計「80%の…

隣国との相互理解

何よりも近隣諸国とは永久に隣同士なのだ。理解し協力し合っていかねばならない、それは、決して憎しみの連鎖ではなく「相互理解」と「寛容の精神」が大事だろう、と思う。 尊敬されなければ子孫は不幸だ。幸い、今の若い人達は素直だし、何のしがらみもない…

世界の潮流

世界を眺めると、新しい潮流も出来ているし、それに相応しい世代がどんどん輩出している、特にヨーロッパ、EU連合の動きは注視すべきだと思う。 「EU統一憲法」は一頓挫したように見えるが、実際はEU連合現25ヶ国及び北欧諸国は、21世紀以降、将来に向…

新しい潮流

長野県の田中康夫知事が中心となって新党「日本」が立ち上げられたと聞き、総選挙で若い人たちへの選択肢が増え、「面白く」なってきたと思う。 旧来の選挙は自民党主体の「利益誘導型」だったが、少なくとも「将来の日本はどうあるべきか」の本質に迫った選…

誘い合わせて「投票へ」

夫々の政党には不満もあるし、トップも今一つであるのも事実だ。然し兎も角も「政権交代」から始めるしかないと思う。 「IQが低い」と言われて腹を立てない人はあるまい、女性や若い人を侮蔑している政治には腹を立てねばならない。 以前に、この日記に「…

投票に行かない理由

投票に行けない理由の1位は男子が「多忙」が理由である、女子の1位は「投票したい候補者がいないから」、で「忙しいから」は3位である。(詳細は7月3日に記した) 今度の選挙は、将来の世代に最も影響が多いものだ。まして結果によっては「長期独裁政権…

「コミ戦」

「自民党本部でコマーシャル撮影に臨んだ小泉純一郎首相(党総裁)は、『これでいいか、こうか』、と、指先の動きにまで神経を使った。」 これは、日経新聞が伝える自民党のメディア作戦での撮影風景である。この戦略チームの司令塔にはPR会社の社員も加わり…

「竹中―小泉ライン」が日本を変えた

経済戦略会議の、このような考えは、具体的に234項目の提言及び、202の法条文改正・新設提案となって、これを機に日本は大変化を遂げた。(戦略会議の詳細は5月17日−20日の日記に記した) この会議を主導したのが竹中平蔵氏である。その後、氏は小泉内閣で表…

転機「経済戦略会議」

「頑張っても頑張らなくても結果はそれ程変わらない事が日本の「モラルハザード」を蔓延させ日本経済低迷の原因と理解すべきだ。」 「<規制>・<保護>等、過度に平等・公平を重んじる日本型社会風土を<効率と公正>を基軸とした透明で納得性の高い社会に…

「選挙候補者」に「勝ち組代表」

今度の小泉執行部の自民党選挙候補者選びを拝見していると、さも「悪を排除し」「勝ち組代表」選出の観がある。 日頃テレビに出て顔が売れている女性、高級官僚だった方、「テレビ局M&A」で大儲けし、テレビに出ずっぱりだった青年等々である。 彼ら、彼…

「勝ち組」「負け組」

昔、小学校の運動会でよく、「玉入れ競争」があって「赤組」「白組」に分かれて玉数を競い合った事があった。 然しあの頃の「赤組」「白組」は全く他愛のない遊びだった。 ところが、ごく近年になって「勝ち組」「負け組」と言う社会的「仕分け」が、ごく当…

与党有利な「放送時間」

次に、各政党の放送時間をNHKは「政党の議席数に応じた割合で放送する」事が「内規」で決まっている、と過般の幹部会見で耳にした。 然しこれはおかしい、ニュース性は国会の議席数には関係がない。各政党同一に扱わないと逆にNHKが与野党議席数固定化…

脱「政府プロパガンダ役」

NHKが真に国民の信頼を得るには、イギリスBBCのように、公共放送に相応しい政治的「中立・公正」である事が国民に納得されねばならない。 今のように「政府の御用機関」と見られていては、視聴者の不信は当然だろうし、NHKとしても視聴者への役割を…

市民が狙われた「都市攻撃」

前者は、サブ・タイトルが「66都市大空襲の悲劇」「何故市民が狙われたか」「米軍の極秘決定」とあるように、ドキュメント風のNHKの綿密な取材に基づく番組だった。 戦時中、アメリカは「終戦を早める為」、と称して、日本の木造家屋を焼失させる目的で…

「NHKの好番組」

最近のNHKは良くなりつつある、と感じている。 「NHKスペッシャル」で久々にNHKらしい素晴らしい幾つかの番組を見たからである。 先ず、8月11日夜のNHKスペッシャル「そして日本は焦土となった」は、アメリカ空軍が日本本土都市に無差別絨毯焦土…

「信なくして立たず」

今回、「郵政法案」で「国民に是非を問う」といわれ国会を解散されたが、「小泉純一郎の信頼性喪失」の事実を以ってそれを問う「資格」は既に喪失されていると申し上げたい。 国の指導者の要件は「国民からの信頼」ではあるまいか。それなくしては国を治める…

「事実」をどう理解するか

これは我々の方でその事実を「どう理解するか」と言う事だけだからだ。 首相の「公約」とはその程度の事か、と言うことが今回の事実の前で明白になったと言う事である。 かって民主党菅直人党首が小泉首相からの答弁で一旦は明らかにされた事だが、今回は「…

「公約不履行」

さて、今日の主題は「靖国参拝」の事ではない、小泉さんの「公約」の事だ。小泉さんがなぜ靖国に参拝しなかったかを問うているのでは決してない。 結果的には大変良かった、と言っているのだが、ただ如何なる理由にしろ小泉さんが「行かなかった」のは事実な…

「靖国不参拝」

小泉さんは、かねてより「8月15日靖国参拝」を国民に向けて「公約」していた。 結果的に小泉さんが「公約」を守られなくて、実は、私自身は「ホッ」としている。 前にも記したことだが、宗教の事については「個々人の心の問題」でありお参りしたい方はお参り…

仏紙「日本は孤立」

フランス紙「ルモンド」は社説で「孤立する日本」として下記社説を掲載している。(日経夕刊記事より引用) 『小泉純一郎首相が15日の終戦記念日のアジア諸国へのお詫びの談話を発表したが、それについて「それが本心からでも3千万人近い死者を出した悲劇の歴…

若者票対策に「堀江モン」

「自民党は、衆議院選にライブドアの堀江貴文社長を擁立する方針を固めた.小泉首相が今日午後にも堀江氏に会い出馬を正式に要請する。(本日各紙記事)」 「同意が得られれば若い若年層の票を掘り起こせると期待している」(首相談、日経夕刊記事そのまま) 堀江…

小泉首相の「女性尊重」

小泉首相は16日午前、猪口邦子氏を招き出馬要請し、猪口氏はその場で「お引き受けします」と快諾、猪口氏は記者団に「どのような状況でも首相の構造改革を支持するのでお引き受けしました」と。 既に東京10区からは、現閣僚で環境相の小池百合子氏が首相直…

「18歳選挙権」

選挙権は現在20歳になっているが、諸外国は殆ど18歳である。先般北欧に行った際、被選挙権も18歳であった、即ち「選ばれる」のも「選ぶ」のも18歳、一人前の大人として扱われる。 平成17年度の内閣府からの「青少年白書」によれば子供達が「大人を自覚した機…

「海外派兵はしない」

それには「イラクからの撤兵」と「選挙権18歳に引き下げ」が最低必要な要件だと思う。これには野党の民主・共産・社民も異存はない筈だ。 国民の半数以上が反対していた「イラク派兵を」決めたのは小泉さんの殆ど独断だった。公明党は幹事長が現地に1時間だ…

野党共闘の時

この際野党は、この危険な小泉内閣阻止を図る事が、国の将来の為に必要と考える。このまま小泉さんを勝たせると間違いなく日本は危険な道へ進む、と予感する。 小泉さんの郵政の土俵に乗るのではなく、野党共同で「女性」や「若い人達」に訴え、引き付ける事…

「郵政の土俵」に乗るな

小泉さんは「郵政民営化」を総選挙の争点に据えようと懸命になっている。 「郵政民営化法案に反対した」として、先日まで衆議院議長だった方までを「造反議員」として、選挙区に対立候補を立てて「落選」を図ると言う。 小泉さんは総選挙では「郵政」が争点…

「未来志向」で「有終の美」を

仮にこのような手法で勝利を手にされても小泉さんは、世間からは決して「真の勝利者」とは認められないと思う。 又、小泉さんは、目的達成の為には「死んでも良い」と仰ったと伝えられる。その「志や良し」、然しその志とは、それはあくまで「公の為」である…

「武人」小泉さん

元々、小泉さんは無欲の方とお見受けしていた。常に敵を作っていたのは、敵愾心を煽ってご自身をも鼓舞し前進するためであったように思う。 小泉さんを「変人」と言った人があったが、然しむしろ「武人」に近いと思う。今度の自民党「郵政反対派」への徹底的…

小泉さんの功績

小泉さん公約の「自民党ぶっ壊し」が成果をあげ、60年間続いた自民党も壊滅状態になった、これは偏に小泉さんの功績と言って良い。(少なくとも自民党は「森派」以外は崩壊状態だ) さて、「日本再出発の選挙」である以上、この際、民主主義国としては当たり…

「還暦の年」

60年前、終戦の8月15日も真夏の暑い日だった。 あれからはや60年が経つ、従って人間で言えば「還暦」―「生まれ変わる年」に当る。 その還暦の総選挙である、何とか日本国民にとって、民主主義国の再スタートの意義ある選挙に出来たら、と思うのだが。